名前の通り、「酒の道」! | 食べる!出張経費

名前の通り、「酒の道」!

2006年も終わりに近付いてきたある日、

出張という名目で広島へ。

いや・・・別に広島に大した仕事があるワケじゃないのだが、

広島には中学の同級生が住んでいるので、

そいつに会いに「出張」へ()

金曜の夕方7時。

天満屋の前で待ち合わせをし胡町へ。

さすが中国地方最大の都市&繁華街。

歌舞伎町かと思うほどに人がいる。

そんな中、当初の目的は「観光客」である私が下調べした店へ行ったのだが、

貸切とのコトで、アテもなくフラフラと。

その友人・・・

いいヤツなんだが、「ウマイ店」とかになると丸で役に立たん()

そこで私が見つけた店。

古っ~い感じのビルの3F。

店の名前は「酒の道」(

友人がビビる。

「シャレた店なんかより、こういう寂れた店のが楽しいんだよ!」

これには理由がある。

前日、福岡県の飯塚市に泊まった。

政治家の「麻○氏」の町。

ホテルの隣のスーパーも「AS○」。

ホテルのフロントに置かれているチラシも「麻○飯塚ゴルフクラブ」など。

まぁ、そんなコトはどうでもイイ(

その飯塚のホテルに荷物を置き、

タクシーに乗って食事をしに出かける。

タクシーの運転手さんに「イイ店ない?地元のモノが食えるとこ」と聞いたところ、

「すごくおいしい店があるんですよ!町(繁華街)からちょっと離れたトコなんですけどね!」

力説される。

というか、無条件でそっちに車を向けられる(

着いてみると・・・

おい!今時の店やんけ!!!

コメカミに血管が浮き出そうになりながらも、

とりあえず入ってみる。

あとは押して知るべし。

「創作料理居酒屋」のメニューが目白押し。

そんなモンは都内で食えばイイ。

長くなったが、そんな事件の翌日なので、

広島で「今時のシャレた居酒屋」なんて無条件でオコトワリ。

ビビる友人を無理矢理連れ込む。

渋~い店内、渋~いオジサン(

カウンターの隅に座る。

・・・あの~東京から出張で来たんだけど、地元のウマイもんあります?

「じゃ、ちょっとずつの小鉢のコースなんかいかが?7品あるんだけど」

そう!そういうのを求めていたんだよ!

少食な私・・・というか友人もなのだが・・・にしてみれば、

1品が大きい」のは泣き所。

その日は2人だからまだイイものの、

それでも「ちょっとずつ色々」というのはウレシイ限り。

「まずはイカの塩辛ね。ウチの手作りだよ!」

うん、ウマイ。

「ツブ貝ね!」

なかなか。

「これがアナゴの肝だよ!」

・・・アナゴの肝?なかなか広島っぽくてイイじゃないの。

これがウマかった。

醤油で甘辛く煮付けてあって、

確かに肝っぽいのだが、煮物っぽく、何とも
kobachi
言えない味&食感。

こういう時に、出張の楽しさを感じるね(

そしてビックリしたのが、

「はい!梅わさび!」

梅わさび。

梅を叩いてワサビを和えただけらしい。

酒の肴に最高。

おかわりまでしちまった。

途中で隣にサラリーマンの2人連れが来て、

同じコースを頼んでいた。

2,000円とのこと。

決して高いとは思わない。

広島の友人も大満足。

ツマミのウマさに驚いていた。

それと鍋を頼んで、その上しこたま飲んで、

2人で1万円弱。

若い子がどんちゃん騒ぎしに行くような店では無く、

本当にウマイ肴を食べに行く店だね。

久しぶりに大ヒット。

http://www.hiroshimajizake-candd.com/roman/index2.html

写真、失敗した~・・・

アナゴの肝と梅ワサビが写ってねぇ(