越後湯沢の鉄人
越後湯沢はやっぱり大雪だった。
TVでは連日、大雪の報道がされていたのは知っていたし、
心の準備もできていたが、現実に見るとやっぱり驚く。
「越後湯沢なんて、スキー客しか来ない観光地」
こんな先入観があるから、さほど期待はしていない(失礼)
ホテルに荷物を置いて、早速、温泉に入る。
温泉といっても、所詮はビジネスホテル。
薄暗~い感じの、ただの風呂。
それでもそれなりに満足して、食事に出かける。
足元に雪対策のためのスプリンクラーの小さいのが水を撒いている。
そんな中を一人で居酒屋を探すオッサン・・・
寂しい絵面だ(笑)
・ ・・結構、お店があるのね。
それが第一印象。
東口のホテルに泊まったのだが、繁華街(?)は西口側だというので、
駅を通り抜けて行ったら、結構、お店が多い。
その中で、1軒の小料理屋に入る。
「ひょうたん瀧」。
http://www.yuzawa.or.jp/foods/taki/
ちょっと高そう。
「卵焼き¥800」
まぁ・・・いいか。
「スキー客しか来ない」という先入観があるため、
イメージは軽井沢・清里(笑)
要するに、大した居酒屋なんて無いと思っていた。
だから多少高くても、「うまいモンを食おう!」と思って。
中に入ると、いかにも地方の小料理屋さん。
TVはあるわ、座敷きだわ。
で、一番奥、調理場に向かったカウンターに座る。
中ではオヤジさんと、息子とおぼしき青年が料理をしている。
ビールを頼んでお通しが。
これがビックリ、うまい。
白身の魚の西京焼き。
何の魚だか聞かなかったが、西京焼きって、おいしくない店は本当においしく無い(笑)
で、メニュー。
「卵焼き¥800」・・・う~ん、気になる・・・えぇ~~~!!!
「鵜骨鶏の卵焼き¥3,000」!
はぁ・・・こんなのが食えるお大尽がいるんだ・・・(T_T)
あたしゃ食えません(涙)
こんなの食った日にゃ~、お母ちゃんに怒られる。
心で泣きつつ、他を見ると、他は案外、安い。
「オジサン、何がお薦め?」
「今日はね、白身(の刺身)がいいのが入ってるよ」
いつものごとく、刺身系。
しかし、私としては海から遠いところなら「料理系」が食べたいんだな。
「じゃぁ、イカのワタ漬けなんかどう?」
・・・そうそう、そういうの!
「あとね、マイタケのてんぷらとか」
おぉ!そういうのだ!
その2つと、温泉卵をを頼む。
まずはワタ漬け。
実は「ワタ漬け」という名前では無かったのだが忘れた(笑)
小鉢に、イカのワタを輪切りにした、レバ刺しをもうちょい茶色くしたようなものが出てくる。
大根おろしとレモンが添えられて。
これがまた、驚く程うまい。
いい感じで塩が効いてて、新鮮で。
そして、そのネットリ具合が酒に合う!
私はビールしか飲まないが、
もし日本酒党なら、越後まで来て飲まない手は無い!
・・・が、やっぱり私は飲まない(笑)
でも、すげぇ~合うんだろうな。
もちろん自家製とのこと。
感心しながら食べているとオヤジさん、テンプラの準備を始める。
「料理は腰だよ!腰で作るんだよ!」という言葉が聞こえて来そうな程、
オヤジさんの「衣を作る動作」はリズミカル(笑)
後でネットで調べたら、オヤジさんは都内のどこぞの料亭で修行してたらしい。
で、出て来たマイタケのてんぷら。
・ ・・巨大。こんなのを一人で食えってか?
手のひらよりデカイじゃん(苦笑)
「塩が振ってありますので、そのまま召し上がって下さい」
はぁ・・・そうしますが・・・何ぶんにも・・・
しかし、マイタケって、そこらのスーパーで売ってるのとは香りが違うのね。
しっかり香りが濃い。
「半分、天然モノなんですよ」
・ ・・半分天然?
どうやら、どこぞの「自分ちの山」で育てたものを仕入れているとか。
温泉卵も、地鶏のものらしくなかなか。
最初のイメージがナメ切っていた分だけ非常に満足。
温泉街でも探せばいい店があるのね。
しかし・・・
今度、行く機会があれば絶対に大人数でだ。
食い切れねぇ。
ビール2杯と上記で3200円くらい。
いい気分で会計を済ませて、立ち上がると・・・
調理場でオヤジが卵焼きを作っている。
「おじさん、それが卵焼き?大きいねぇ、今度、一人じゃない時に頼むわ」
「これが鵜骨鶏のだよ」
・・・!!!
やっぱり食べられるお大尽がいるのね(T_T)
いいんだ、いいんだ・・・
私は「ひとり」だから食べられなかっただけなんだから・・・
TVでは連日、大雪の報道がされていたのは知っていたし、
心の準備もできていたが、現実に見るとやっぱり驚く。
「越後湯沢なんて、スキー客しか来ない観光地」
こんな先入観があるから、さほど期待はしていない(失礼)
ホテルに荷物を置いて、早速、温泉に入る。
温泉といっても、所詮はビジネスホテル。
薄暗~い感じの、ただの風呂。
それでもそれなりに満足して、食事に出かける。
足元に雪対策のためのスプリンクラーの小さいのが水を撒いている。
そんな中を一人で居酒屋を探すオッサン・・・
寂しい絵面だ(笑)
・ ・・結構、お店があるのね。
それが第一印象。
東口のホテルに泊まったのだが、繁華街(?)は西口側だというので、
駅を通り抜けて行ったら、結構、お店が多い。
その中で、1軒の小料理屋に入る。
「ひょうたん瀧」。
http://www.yuzawa.or.jp/foods/taki/
ちょっと高そう。
「卵焼き¥800」
まぁ・・・いいか。
「スキー客しか来ない」という先入観があるため、
イメージは軽井沢・清里(笑)
要するに、大した居酒屋なんて無いと思っていた。
だから多少高くても、「うまいモンを食おう!」と思って。
中に入ると、いかにも地方の小料理屋さん。
TVはあるわ、座敷きだわ。
で、一番奥、調理場に向かったカウンターに座る。
中ではオヤジさんと、息子とおぼしき青年が料理をしている。
ビールを頼んでお通しが。
これがビックリ、うまい。
白身の魚の西京焼き。
何の魚だか聞かなかったが、西京焼きって、おいしくない店は本当においしく無い(笑)
で、メニュー。
「卵焼き¥800」・・・う~ん、気になる・・・えぇ~~~!!!
「鵜骨鶏の卵焼き¥3,000」!
はぁ・・・こんなのが食えるお大尽がいるんだ・・・(T_T)
あたしゃ食えません(涙)
こんなの食った日にゃ~、お母ちゃんに怒られる。
心で泣きつつ、他を見ると、他は案外、安い。
「オジサン、何がお薦め?」
「今日はね、白身(の刺身)がいいのが入ってるよ」
いつものごとく、刺身系。
しかし、私としては海から遠いところなら「料理系」が食べたいんだな。
「じゃぁ、イカのワタ漬けなんかどう?」
・・・そうそう、そういうの!
「あとね、マイタケのてんぷらとか」
おぉ!そういうのだ!
その2つと、温泉卵をを頼む。
まずはワタ漬け。
実は「ワタ漬け」という名前では無かったのだが忘れた(笑)
小鉢に、イカのワタを輪切りにした、レバ刺しをもうちょい茶色くしたようなものが出てくる。
大根おろしとレモンが添えられて。
これがまた、驚く程うまい。
いい感じで塩が効いてて、新鮮で。
そして、そのネットリ具合が酒に合う!
私はビールしか飲まないが、
もし日本酒党なら、越後まで来て飲まない手は無い!
・・・が、やっぱり私は飲まない(笑)
でも、すげぇ~合うんだろうな。
もちろん自家製とのこと。
感心しながら食べているとオヤジさん、テンプラの準備を始める。
「料理は腰だよ!腰で作るんだよ!」という言葉が聞こえて来そうな程、
オヤジさんの「衣を作る動作」はリズミカル(笑)
後でネットで調べたら、オヤジさんは都内のどこぞの料亭で修行してたらしい。
で、出て来たマイタケのてんぷら。
・ ・・巨大。こんなのを一人で食えってか?
手のひらよりデカイじゃん(苦笑)
「塩が振ってありますので、そのまま召し上がって下さい」
はぁ・・・そうしますが・・・何ぶんにも・・・
しかし、マイタケって、そこらのスーパーで売ってるのとは香りが違うのね。
しっかり香りが濃い。
「半分、天然モノなんですよ」
・ ・・半分天然?
どうやら、どこぞの「自分ちの山」で育てたものを仕入れているとか。
温泉卵も、地鶏のものらしくなかなか。
最初のイメージがナメ切っていた分だけ非常に満足。
温泉街でも探せばいい店があるのね。
しかし・・・
今度、行く機会があれば絶対に大人数でだ。
食い切れねぇ。
ビール2杯と上記で3200円くらい。
いい気分で会計を済ませて、立ち上がると・・・
調理場でオヤジが卵焼きを作っている。
「おじさん、それが卵焼き?大きいねぇ、今度、一人じゃない時に頼むわ」
「これが鵜骨鶏のだよ」
・・・!!!
やっぱり食べられるお大尽がいるのね(T_T)
いいんだ、いいんだ・・・
私は「ひとり」だから食べられなかっただけなんだから・・・