けったいな組み合わせ「瓦そば」 北九州門司港
「あまりおいしいモンじゃないので、こちらで食べましょう」
・・・えぇ~社長~~~(T_T)
取引先のアイスクリーム屋さんの社長夫妻とランチを食べることになり、
心の中では瓦そばを狙っていたのだが、
最初っから否定されてしまうと、
いくらずうずうしい私でも言うに言えない(笑)
結局、瓦そばの店の隣の店で食べることになってしまった。
別に悪いわけじゃないのだが、
東京で食べるランチとさほど変わらない。
瓦そばとは、確かにけったいな食いモンである。
どう考えても、その存在意義が全く理解できん。
何で瓦に蕎麦なんか乗っけるるねん!
何で蕎麦を焼くんや!!
何でレモンなんぞが!!!(笑)
全然、わかんねぇ・・・
だ・か・ら・こ・そ!
出張先の名物なら食ってみてぇ~。
気分は熱く盛り上がっていたのだが、
しかしその目論見はこっぱ微塵。
こうして初の瓦そばとの巡り逢いは不発に終わる。
そして9ヶ月後の2004年12月。
再度、門司港への出張が決まる。
先方の社長にアポを取ると、
「すいません、その日は不在なんですよ」
チャンス!食える!
いや、決して社長が苦手とか嫌いとかじゃない。
「社長が瓦そばが好きじゃ無い」ことが問題(笑)
午前中の一仕事を終えると店長さん、
「あの~、社長の奥様が、もうすぐ来ますので一緒にお昼でもいかがですか?」
まさか~~~!
予想外の一撃。
今回、食べられないと、また1年持ち越しか?
嫌な予感。
「お待たせしました、さぁ、ご飯食べに行きましょう~」
とても明るく元気な社長婦人。
「あっちのラーメンがおいしいのと、そこの回転寿司がおいしいのと・・・」
やばい、間髪入れずに指定されてきた(´ロ`;)
ここで言わねば!
(恐る恐る)「あの~瓦そばなんかいかがです?ほら、東京には無いんですよ・・・」
「あ、あんなので宜しいんですか~?(非常にあっけらかんと)」
・・・あんなの(´Д`;)
そりゃ~よ~、冒頭からボロクソ書いているが、
写真を見る限り、ゲテモノは乗ってない。
ただ・・・組み合わせが意味不明なだけで(笑)
ともかく、奥さんと店長さんと私の3人で「元祖瓦そば たかせ」に入る。
「瓦そば3人前と、うなめし1人前ね!」
選択の余地はないらしい。
まぁ、瓦そばが食えりゃ、こちらは満足なのだが、
うなめしって何?
瓦そば3人前をキッチリ頼んでるじゃん。
「瓦そばってね、とっても軽いんですよ~。あれだけじゃ、私でも足りないの!」
終始一貫してテンションの高い奥さん。
なるほど、それで「うなめし」が必要なのね。
「実は、私は瓦そばは大好きなんですよ。よくお店の子を連れてくるんです」
それは一安心。
そうこうしているうちに、出て来た瓦。
本当に瓦やんけ!
いや、わかってはいたけどさ、
本当に出てくると、驚く・・・んじゃなくて、笑ってしまう(笑)
しかも、茶そばが真緑なところが、更に「観光地用」な色使い。
「写真撮らせて~!」
「じゃぁ早く撮って!そばが焼けちゃう!!!」
おいおい・・・焼くための瓦じゃないんかいな(?_?)
瓦の上に茶そば。そして錦糸玉子、牛肉、海苔、レモン、もみじと積み重なっている。
しかも3人前が一緒に出てくるから、レモンが3枚も(笑)
つけ汁も温めてある。
「レモンはお好みで絞ってね。私は絞らない方が好みなんですけど、みんなはいっぱい絞りますよ」
ほぉほぉ、なるほど。
初めての食べ物は、やはりセオリー通りに食べてみたい。
だからレモンをしこたま絞る。
そして一口。
うまい!
そう、ウマイの。
どちらかと言えば焼そばに近いのだが、油っ気が少なく、またレモンを絞っているので、
爽やかな香りと食感。
・・・こりゃ軽く食えちゃうな。
どれも取り立てて珍しくないものなのだが、それが組み合わさると全く異質な料理に。
見てくれの派手さや、茶そばの色を見て、ハッキリ言うとナメていた。
「名物にウマイもの無し」系かと思っていたが、
決してそんなことはない。
食べ進むうちに、瓦に触れている部分が、パリパリに焦げてきて、
それがまた違う食感へと変わって行く。
で、最後の方はパリパリになったそばが・・・板状に貼り付いて。
・ ・・あぁ、だから急がせたのか(笑)
そんなことはもちろん、口には出さない。
とはいえ、それはそれで充分においしい。
食べ終わりそうになった頃、「うなめし」登場。
形式としては「ひつまぶし」と同じ。
しかし、関東・東海辺りで食べるより、はるかに甘い味付け。
どうやら九州の鰻は、かなり甘めらしい。
ちなみに、大垣で食べた鰻もかなり甘めの味付け。
やはり醤油の違いか?
鰻は次回以降の宿題として挑戦しようと心に決める。
瓦そば。
会社の近所にあったら、ランチに行くことは多分あり得ないだろう。
1000円以上するし。
しかし、門司港へ行ったら、絶対に食べないと後悔する(笑)
本当は山口県のナントカ温泉らしいけど。
だけど・・・次回は大盛りで!
http://www.kawarasoba.jp/
・・・えぇ~社長~~~(T_T)
取引先のアイスクリーム屋さんの社長夫妻とランチを食べることになり、
心の中では瓦そばを狙っていたのだが、
最初っから否定されてしまうと、
いくらずうずうしい私でも言うに言えない(笑)
結局、瓦そばの店の隣の店で食べることになってしまった。
別に悪いわけじゃないのだが、
東京で食べるランチとさほど変わらない。
瓦そばとは、確かにけったいな食いモンである。
どう考えても、その存在意義が全く理解できん。
何で瓦に蕎麦なんか乗っけるるねん!
何で蕎麦を焼くんや!!
何でレモンなんぞが!!!(笑)
全然、わかんねぇ・・・
だ・か・ら・こ・そ!
出張先の名物なら食ってみてぇ~。
気分は熱く盛り上がっていたのだが、
しかしその目論見はこっぱ微塵。
こうして初の瓦そばとの巡り逢いは不発に終わる。
そして9ヶ月後の2004年12月。
再度、門司港への出張が決まる。
先方の社長にアポを取ると、
「すいません、その日は不在なんですよ」
チャンス!食える!
いや、決して社長が苦手とか嫌いとかじゃない。
「社長が瓦そばが好きじゃ無い」ことが問題(笑)
午前中の一仕事を終えると店長さん、
「あの~、社長の奥様が、もうすぐ来ますので一緒にお昼でもいかがですか?」
まさか~~~!
予想外の一撃。
今回、食べられないと、また1年持ち越しか?
嫌な予感。
「お待たせしました、さぁ、ご飯食べに行きましょう~」
とても明るく元気な社長婦人。
「あっちのラーメンがおいしいのと、そこの回転寿司がおいしいのと・・・」
やばい、間髪入れずに指定されてきた(´ロ`;)
ここで言わねば!
(恐る恐る)「あの~瓦そばなんかいかがです?ほら、東京には無いんですよ・・・」
「あ、あんなので宜しいんですか~?(非常にあっけらかんと)」
・・・あんなの(´Д`;)
そりゃ~よ~、冒頭からボロクソ書いているが、
写真を見る限り、ゲテモノは乗ってない。
ただ・・・組み合わせが意味不明なだけで(笑)
ともかく、奥さんと店長さんと私の3人で「元祖瓦そば たかせ」に入る。
「瓦そば3人前と、うなめし1人前ね!」
選択の余地はないらしい。
まぁ、瓦そばが食えりゃ、こちらは満足なのだが、
うなめしって何?
瓦そば3人前をキッチリ頼んでるじゃん。
「瓦そばってね、とっても軽いんですよ~。あれだけじゃ、私でも足りないの!」
終始一貫してテンションの高い奥さん。
なるほど、それで「うなめし」が必要なのね。
「実は、私は瓦そばは大好きなんですよ。よくお店の子を連れてくるんです」
それは一安心。
そうこうしているうちに、出て来た瓦。
本当に瓦やんけ!
いや、わかってはいたけどさ、
本当に出てくると、驚く・・・んじゃなくて、笑ってしまう(笑)
しかも、茶そばが真緑なところが、更に「観光地用」な色使い。
「写真撮らせて~!」
「じゃぁ早く撮って!そばが焼けちゃう!!!」
おいおい・・・焼くための瓦じゃないんかいな(?_?)
瓦の上に茶そば。そして錦糸玉子、牛肉、海苔、レモン、もみじと積み重なっている。
しかも3人前が一緒に出てくるから、レモンが3枚も(笑)
つけ汁も温めてある。
「レモンはお好みで絞ってね。私は絞らない方が好みなんですけど、みんなはいっぱい絞りますよ」
ほぉほぉ、なるほど。
初めての食べ物は、やはりセオリー通りに食べてみたい。
だからレモンをしこたま絞る。
そして一口。
うまい!
そう、ウマイの。
どちらかと言えば焼そばに近いのだが、油っ気が少なく、またレモンを絞っているので、
爽やかな香りと食感。
・・・こりゃ軽く食えちゃうな。
どれも取り立てて珍しくないものなのだが、それが組み合わさると全く異質な料理に。
見てくれの派手さや、茶そばの色を見て、ハッキリ言うとナメていた。
「名物にウマイもの無し」系かと思っていたが、
決してそんなことはない。
食べ進むうちに、瓦に触れている部分が、パリパリに焦げてきて、
それがまた違う食感へと変わって行く。
で、最後の方はパリパリになったそばが・・・板状に貼り付いて。
・ ・・あぁ、だから急がせたのか(笑)
そんなことはもちろん、口には出さない。
とはいえ、それはそれで充分においしい。
食べ終わりそうになった頃、「うなめし」登場。
形式としては「ひつまぶし」と同じ。
しかし、関東・東海辺りで食べるより、はるかに甘い味付け。
どうやら九州の鰻は、かなり甘めらしい。
ちなみに、大垣で食べた鰻もかなり甘めの味付け。
やはり醤油の違いか?
鰻は次回以降の宿題として挑戦しようと心に決める。
瓦そば。
会社の近所にあったら、ランチに行くことは多分あり得ないだろう。
1000円以上するし。
しかし、門司港へ行ったら、絶対に食べないと後悔する(笑)
本当は山口県のナントカ温泉らしいけど。
だけど・・・次回は大盛りで!
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